Komatsu九の広報担当Tが、毎月気になる銘品をお届けする連載「Nineの銘品」。小松駅周辺に用事があってKomatsu九にふらっと辿りついたあなたも、レンタルスペースやコワーキングをご利用のあなたも、ぜひKomatsu九の銘品を楽しんでほしい。そんな気持ちで、小松の食材で作られた絶品フードや、小松ならではの素敵なお土産などをご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、長保屋茶舗の「棒いり茶 加賀かほり(税込600円)」。
棒いり茶 加賀かほり は、ティーバッグと茶葉の2種類があります。
自分の好みや、その時の気分に合わせてお召し上がりいただけます。
冬に向けてますます寒くなっていく11月は温かいものが恋しくなります。
そんな時期にもぴったりな古くから愛されるお茶です。
石川県のお茶といえば “加賀棒茶” をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
加賀棒茶はほうじ茶の一つですが、茎の部分だけを使うほうじ茶は珍しく、石川県独特のお茶として古くから親しまれてきたそうです。
そんな加賀棒茶を、この小松の地で作り続けている長保屋茶舗さんは、1652年の創業からなんと370年もの歴史があります。小松の人ならば知らない人はいないほど、龍助町の「お茶の長保屋」として有名なお茶屋です。(JR小松駅から徒歩約10分です。)
店主の長谷部さん曰く、永く愛され続ける理由は「香ばしさなどの香りの良さ」とのこと。
お湯を注ぐとを淹れると、綺麗な琥珀色に。
香ばしい香りにそそられながら、さっそく、いただきます。
渋味がありながらも、香ばしさとほんのりと感じる甘味がちょうど良く調和しています。
棒いり茶 加賀かほり は、自家工場にて、お茶の茎の部分だけを均一に浅く炒り上げて
作られています。
葉の部分を焙煎した場合に比べ、香ばしさ(ピラジン類)が約1.5倍、
リラックス感を感じる花の香り成分(ゲラニオール、リナロール)が約4倍にもなるそうです。
独特の香ばしい香りとまろやかな味わいを楽しみながら、心を落ち着かせる効果もあるというのは嬉しいですね。
加賀棒茶の澄みきった味わいは、日本料理や和菓子との相性が抜群だそう。
日本ならではのこの組み合わせがやっぱり一番ですね。
おすすめの淹れ方は、 ”水出し” だそうです。
水1Lにつき、茶葉10gをポットなどに入れ、冷蔵庫に1時間半〜2時間ほど入れると
出来上がり。
出来上がった後は、できる限り早くお召し上がりいただくことがポイントです。
これからの寒い冬には、HOTでほっとしたいですよね。
沸騰したお湯を少し冷ましてから淹れると、また味わいが変化し、美味しくいただけるそうです。
お店によっても、焙煎方法や、浅煎り・深煎りなどの焙煎度合いが異なるだけでなく、香りや味わいも異なる加賀棒茶。
加賀棒茶の楽しみ方を長谷部さんにお伺いすると、「是非飲み比べしてほしいです。お気に入りの加賀棒茶を見つけたり、気分によって茶葉を変えて楽しんでもらいたいです。」とのこと。
続けて「食後や休憩時間など、ホッと一息つきたい時に飲んでほしい。」と、長谷部さん。
加賀棒茶を飲みながら、本を読んだり、映画を見たり。
ゆっくりと自分の時間を楽しむなんてのも贅沢なひとときです。
これからの冬本番、寒さで体が縮こまってしまいますが、そんな時こそ、お茶に癒され、
心もぬくぬくとした気持ちに。
お友達やご家族、お世話になっている方にも… 贈り物として、暖かさのお裾分けをしてみてはいかがでしょうか。
<Production company情報>
老舗日本茶専門店 長保屋茶舗
TEL:0761-22-1079
URL:https://www.chooboya.com/
<shop情報>
小松土産店(こまつとさんてん)
Komatsu 九/SOUVENIR & CAFE AREA内
営業時間:8:00~18:00(観光案内所)8:00~20:00(ショップ)
定休日:なし
TEL:0761-21-8208
URL:https://www.instagram.com/komatsuguide/